内視鏡のよくあるご質問|「浦安駅」徒歩1分の内視鏡内科、消化器内科、内科です

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内視鏡のよくあるご質問

検査についてQ & A

内視鏡検査は、受診希望日のどのくらい前に予約が必要ですか?
検査の1ヶ月前を目安にご予約下さい。直前のご予約の場合、予約患者さまとの調整の上ご案内致します。
検査は痛いですか?
専門分野である院長の技術により、痛みのないよう、細心の注意を払って検査を行います。ご状況に合わせて鎮痛剤・鎮静剤で痛みをやわらげます。眠って頂いている間に検査を行うことも可能です。
前日や当日に薬を飲んでも検査に影響はありませんか?
服用中のお薬がある場合は調整する場合があるので事前にご相談下さい。来院時には必ず、おくすり手帳など服薬履歴が確認できるものを御持参下さい。
前日は何時までに食事を済ませれば良いでしょうか?
食道や胃の検査では、前日21時くらいにまでに夕食を済ませて下さい。その後、食事はとれませんが、飲みものは可能です。当日も検査直前までお水やお茶などは飲んで頂いて大丈夫です。
大腸の検査では、前日は消化の良いもの(※下記)を19時くらいにまでに済ませて下さい。その後、食事はとれませんが、飲みものは可能です。
*食事の内容物が検査の妨げになる場合がございますので、胃・大腸の状況をしっかりと検査できますよう、ご協力をお願い致します。
当日の飲食は可能ですか?
当日の朝食はお控え下さい。飲み物は飲んで頂いて構いません。お水・お茶など、濁りのないものにして下さい。
結果はいつわかりますか?
検査中にほとんどのことはわかります。患者さまには病変の有無や状況について説明し、適宜、生検や切除などを行います。詳細な結果に関しては病理診断の結果も含めて1〜2週間後に説明致します。
内視鏡検査後の生活の制限はありますか?
観察のみであれば制限はありません。がんやポリープ(前がん病変)を切除した場合は術後3日〜7日程度の飲酒、運動、遠出は極力控えるようにお願いしております。

上部消化管(食道や胃)の検査

▼検査前
前日21時くらいにまでに夕食を済ませて下さい。その後、食事はとれませんが、飲みものは可能です。当日も検査直前までお水やお茶などは飲んで頂いて大丈夫です。

▼検査後
上部消化管(食道や胃)の検査後は1時間程度、飲食を控えて下さい。鎮静剤を使用した方はリカバリー室で少しお休みしてからご帰宅して頂きます。

(補足)
・組織採取、内視鏡手術を行なった方は指示に従うようお願い致します。

大腸内視鏡検査

大腸の検査では、前日19時くらいにまでに夕食を済ませて下さい。食事は腸に残渣(かす)が残らないよう消化の良いもの(※下記)、または検査食にして下さい。その後、食事はとれませんが、飲みものは可能です。当日は検査の4〜6時間前に液体の下剤を1〜2L内服して頂き、大腸をきれいにして頂きます。

検査前日に好ましい食べ物(消化の良いもの)
白米・お粥、素うどん、食パン、みそ汁(具なし、豆腐のみ可)、脂肪の少ない切り身の魚、脂身の少ない肉(鶏ささみ・ヒレ肉)、卵料理、カステラ、プリンなど

検査前日に避けた方が良い食べ物
玄米、ゴマ、納豆、野菜(ネギ、セロリ、ゴボウ、トマトなど)、脂肪の多い肉、魚(ステーキ、マグロ、サンマ、鰻、ソーセージなど)、海藻類、きのこ類、果物(スイカ、キウイ、梨、柿、苺、パイナップルなど)

▼検査後
鎮静剤を使用した方はリカバリー室で少しお休みしてからご帰宅して頂きます。

(補足)
・服用中のお薬がある方はお伝え下さい。
・組織採取、内視鏡手術を行なった方は指示に従うようお願い致します。

毎年、大腸がん検診で便潜血検査を行っていますが、大腸内視鏡検査を受けた方が良いですか?
大腸がんがあっても、便潜血検査で異常がないこともあります。将来的にがん化するポリープでは異常が出ないことは珍しくありません。大腸がんの予防・早期がんの発見・治療の観点から便潜血に異常がなくても、時々、大腸内視鏡検査を受けることを推奨致します。
便潜血が陰性なら内視鏡検査を受けなくても大丈夫ですか?
大丈夫とは言いません。
進行したがんがあっても便潜血が陰性になることはあります。早期がんや前がん病変(腺腫性ポリープなど)であれば陰性になることは珍しくありません。便潜血検査は世界中で施行されている安全で安価な検査ですが、確実なものではありません。全員に内視鏡検査を行うことは多くの点から困難であるため、比較的がんの可能性の高い人を抽出するための検査です。集団の中の大腸がんで死亡する人の数を減らすことを目的としたものであり、個人で考えた場合には定期的に内視鏡検査を受けることを推奨致します。
内視鏡検査を受けたほうがよい年齢の目安はありますか?
30〜40歳代以上のすべての方に定期的な内視鏡検査を推奨致します。大腸がんは高齢になるにつれて増加しており、日本人のがん死亡の原因の第2位(女性は第1位)になっております。ただし、20代でも大腸がんを認めることがありますので、気になる方は年齢に関わらず、検査をお受け下さい。
小さな大腸ポリープは切除しなくても大丈夫ですか?
大丈夫とは言いません。大きさではなく、病変の質によります。
大腸ポリープにはがんになるものとならないものがあります。がんになるポリープ(腺腫など)は小さくても切除すべきです。一方で通常の過形成性ポリープは切除する必要はありません。質的な診断を考慮せず、小さいから2年後、3年後に検査すれば大丈夫という先生もいますが、エビデンスありません。実際にそのように言われて、2〜3年経って来院された患者さまに進行したがんが認められることも少なくありません。
小さな胃ポリープは切除しなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。ほとんどの胃ポリープはがんになりません。代表的な胃ポリープである胃底腺ポリープはヘリコバクターピロリ感染のない方に認められることが多く、切除する必要はありません。一方で、胃の過形成ポリープなどは大きくなるとがんになるものもあるため、定期的な検査が必要になります。
どうしてがんになるのですか?
がんは遺伝子の異常による病気です。複数のがん関連遺伝子に異常をきたすとがんになります。生まれ持った遺伝子の異常と、その後の環境により生じる遺伝子の異常が原因となります。環境因子ではタバコによる肺がんなどが有名ですがウイルスなどの感染の方が深く関わっています。例えば、肝がんになる人のほとんどは肝炎ウイルス(C型肝炎など)が原因で、一つのがんを完全に治療してもまた別のがんが出てきます。胃がんの場合もヘリコバクターピロリ(HP)菌が主な原因であり、HP感染していない方が胃がんになることは稀です。そのため、肝炎ウイルスにしてもHPにしても早めに除菌することでがんになるリスクが軽減されます。
また、HPに感染していない方でも胃がん(HP未感染胃がん)や消化管間質腫瘍(GIST)、神経内分泌腫瘍、リンパ腫などの悪性疾患もあるため、検査をしなくて良いという訳ではありません。大腸がんの場合は食事や運動などの環境因子があります。しかし、胃がんとHPのような強い関連性はなく、誰ががんになるかわかりません。そのため、大腸がんを予防するためには定期的に質の高い検査を定期的にすることが重要です。
大腸内視鏡検査は先生によって違うの?
違います。
知識や技術により、検査の質は大きく変わります。大腸は屈曲蛇行しており、襞も多く、観察すべき範囲が広いため、質の高い内視鏡検査を行うには高度な技術と高い診断能力が必要になります。患者さまの負担を最小限にするには瞬時に正確に診断・治療ができる技術も必要になります。患者さま一人一人の腸の長さや走行なども異なり、挿入や治療の難しい患者さまでは十分な技術がないと検査や治療が行えないこともあります。院長自身も実際の内視鏡手技のレベル向上のために、順天堂大学だけでなく、学会のハンズオンセミナーなどを通して、他施設の先生方に直接指導を行ってきました。また、日本を代表する先生方とともに大学病院、がんセンター、開業医など様々な先生方を対象に研究会やセミナーなども行っております。
内視鏡専門医と指導医ってどう違うの?
日本消化器内視鏡学会に所属し、専門施設で一定の数の内視鏡検査を経験した先生が専門医試験に合格すれば内視鏡専門医の資格が与えられます。専門医の先生が学会発表や論文などを積極的に行い、十分な評価を得られた際には評議員の推薦により指導医の資格が与えられます。 院長自身は2004年に内視鏡専門医、2008年に指導医、2009年に評議員、2014年に学術評議員となり、現在は専門医試験作成委員、学会誌編集委員として専門医試験問題の作成や学会誌へ投稿された論文の評価などもさせて頂いております。
内視鏡検査は実際、どのくらい時間がかかる?
(胃カメラ:胃内視鏡検査)
5分を目安に行います。全体をよく観察し、病変を認めた場合には詳細に観察し、生検などの処置を行います。
(大腸カメラ:大腸内視鏡検査)
15分を目安に行います。通常、3〜5分くらいかけて観察しながら盲腸まで挿入していきます。盲腸からは5〜8分くらいかけて戻ってきます。途中、病変を認めた場合には診断、治療を行うのに2〜5分くらいかかります。病変が沢山ある場合や早期がんなどを認めた場合には診断や治療に時間がかかるため、もう少しかかります。また、大腸の長さや走行には個人差があり、手術後の癒着の有無やその時の腸の状態により時間がかかることもあります。
内視鏡検査にかかる費用はどれくらいですか。保険診療?自費診療?
検査費用の概算(健康保険3割負担の方)は下記の通りです。
【胃カメラの料金について】
観察のみ:約5,000円(1割+自費負担の方:2,000円前後)
胃内視鏡検査+生検+病理組織検査の場合:8,500〜12,000円前後(1割+自費負担の方:約3,000円〜6,000円前後)
【大腸カメラの料金について】
観察のみ:約6,000円(1割+自費負担の方:2,000円前後)
大腸内視鏡+生検+病理組織検査の場合:9,000円〜18,000円前後(1割+自費負担の方:約3,000円〜6,000円)
大腸ポリープ切除術:18,000円〜27,000円前後(1割+自費負担の方:約6,000円〜11,000円前後)

治療についてQ & A

大腸にポリープがあった場合はその場で切除は可能でしょうか?
当院では、ほとんどのポリープはその場で切除可能です。
血液をサラサラにするお薬(抗血栓薬)などを内服している場合でも、その場で切除できます。
組織検査や大腸ポリープ切除する際に痛みはありますか?
胃や大腸の内側(粘膜)には、痛みを感じる神経が通っていないので、痛みは感じません。

症状についてQ & A

便秘気味なのですが検便は何日前のものまで大丈夫ですか?
検便は5 日以内におとり下さい(検査日を含めて)。それ以上のお日にちが経過すると正しい検査結果が得られず、検体として検査行えませんのでご注意下さい。
内視鏡検査の時に薬を中止する必要はありますか?
血液をサラサラにするお薬(抗血栓薬)は検査当日のみ休薬して頂きます。その他の薬に関しては胃カメラの時には検査の3〜4時間前に内服してもらうか、検査後に内服してもらいます。大腸内視鏡検査の時には前処置の下剤で腸がきれいになった後か検査後に内服してもらいます。
中止していたお薬は内視鏡検査後いつ再開したら良いですか?
ポリープやがんを切除した時でも基本的には検査後から内服して頂きますが、血液をサラサラにするお薬(抗血栓薬)に関しては通常、翌日から再開して頂きます。ただし、切除した病変や飲んでいる薬により異なります。
痔からと思われる出血があります。大腸の検査は必要ですか?
肛門からの出血の場合、大腸がんである可能性もありますので、大腸内視鏡検査をお勧めします。気になることがございましたら、当院へご相談下さい。

女性の患者さまへQ & A

生理中でも内視鏡検査は可能ですか?
検査可能です。生理用品を着用したまま内視鏡検査を行うことも可能です。心配なことがあれば、遠慮なさらずに当院スタッフへお声がけ下さい。
妊娠中の検査は可能ですか?
妊娠中でも内視鏡検査は可能です。ただし、急ぐ必要がなければ妊娠中の検査はお勧めしません。
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